幼児のイヤイヤがしんどい
我が家の3歳児の息子。
いつもはニコニコでよく笑い、よく転んで、よく頭ぶつけて、どんな仕草もとってもかわいいんです。
でも、しょっちゅう「行かない」イヤイヤを発動します。
正直、これにはまいります。しんどいです。
幼稚園に行きたくないときは、「先生が待ってるよー」と言っても、
「今日のお給食プリン出るってよ!」と誘っても
「あ、お友達の○○ちゃん、今日も来てるかなぁ?」などなど
あの手この手で幼稚園へ促そうとしても頑なに行こうとしない。
ガッチガチのガンコマンに変身してしまうのです。
結局、我が家の場合「じゃあ幼稚園に行きたくないですって先生に言いに行こう。」と無理やり抱えて、クラスまで連れて行きます。
そうすると、優しくて頼もしい幼稚園の先生は「お預かりしますね~」といって泣きじゃくる我が子を「じゃあ中で、お話聞かせて~」と言いながら連れて行ってくださいます。
本当に感謝。
でも、後味悪いんですよね。
どうせまた明日も同じような感じになるであろうと予想できるから。
幼児の「行きたくない」を自ら「行く」に変えるには
行きたくない子を無理やり行かせるのは心が痛むし、本人も辛い。
では、「行きたくない」を自ら「行く」に変えるにはどうしたらいいか。
大人でも行きたくないところにどうしても行かなければならないときってありますよね。
そういうとき、あなたならどうします?
私だったら、終わった後のご褒美を用意するとか、
少しでもモチベーションをあげるために音楽を聴きながら行くとか、
お気に入りの服を着ていくとか。
あーこれって子供も同じだわって気づいたんです。
例えば、お気に入りの大好きな洋服を着ていく。新しい髪型でいく。
かっこいい靴を履いていく。鞄にかわいいキーホルダーを付けていく。とか。
何かいつもと違う特別な気分になるものを用意してあげるのがいいのかも。
実際、「今日はおばあちゃんと一緒に選んだおニューの怪獣さんのズボン履いていこうか?先生に見せてあげよう!」と言うと、ノリノリになってお着替えしてくれました。
別の日は「息子くんが選んだ新しいかっこいい靴履いていく?」といったら、目をキラキラさせて玄関に走っていきました。
これはスイミングのときも同様。
スイミングを習い始めて最初から我が家の息子だけ大泣きでした。
3か月経っても一向にそんな感じだったので、息子専用のゴーグルを買ってあげました。
もちろん自分で選ばせて。
そうしたら、買った途端「早くプールに行きたい!」になったんです。
今言ってるだけかなぁと思っていたのですが、それから次にスイミングに行くまでずーっと楽しみにしていました。
スイミングの朝なんて「今日はプールだよね!いえーい!」なんて言って、
なんていうか、こちらはアゴが外れそうになりました。
まあそうは言っても、実際スイミングに連れて行ったら、また大泣きするんでしょ?と思っていたら、ニコニコで自らプールに向かっていくではありませんか。
これにはぶったまげましたね。我が息子ながら、なんて単細ぼ…(以下略)
モチベーションをあげるために必要なのは幼児も大人と一緒
我が家の息子が極端に単純なのかもしれませんが、
娘が小学校に行きたくないと泣いていた時も新しい靴を出したら、行く気になってくれました。
好きなものの効果は偉大です。
自分で選んで気に入ったものであれば、身に着けるとおのずと力が湧いてくるもんなんですね。
大人も子供も一緒。
幼児の「行きたくない」イヤイヤ発動時に、どうしても親は「行かせる」ことに一生懸命になってしまいますが、
本人が自ら「行きたい」と思えるように仕向けることを第一に考えてみると、また別の手が浮かぶかもしれませんね。
コメント