【2023年版】子供のうちに身につけるべき5つの力

子育て

子育てをしていると、ふと子供の将来について不安になったりしますよね。

親としての一番の願い。

それは子どもたちが将来、自立して幸せに生き抜くことではないでしょうか。

将来子供たちが自立して幸せに生きるためには、主に5つの力が必要だと考えます。

  • コミュニケーション能力
  • 問題解決能力
  • 目標達成力
  • 変化に順応する力
  • 自分を信じる力

子供たちが大人になる社会はどう変わっていくのか

子供たちの未来に親世代の常識は全く通用しない

子供たちはこれからどんな未来に出ていくのでしょうか。

子供たちの学校のカリキュラムを見ても、私たち親世代の頃とだいぶ変化していると感じることはありませんか?

実は、もう私たちの世代の常識は通用しない時代に入ってきています。

今まではいい大学に進学し、いい会社に就職すれば安泰でした。

しかし、昨今の流れは終身雇用はなくなる傾向にあり、同じ会社にずっと在籍することが必ずしもいいこととは言われなくなりました。

子供たちの未来は、現在の仕事の約50%がAIに奪われる

もうすでに少子高齢化が叫ばれていますが、子供たちの未来は少子高齢化がさらに加速します。

少子高齢化社会を支えるのは間違いなく人工知能、AIになっていきます。

AIは日々すごい勢いで目覚ましい発展を遂げていますよね。

今後10年以内に、今ある仕事の50%がAIが担うとも言われています。

人間がする事務処理をAIが一瞬で処理してしまう。

人間はミスをしますが、AIであれば、ミスなしで完璧にこなします。

では、大半の仕事をAIに奪われた人間はどんな仕事をするのでしょうか。

これからのAI社会で人間は何をするかというと、AIを使う側、扱う側のスキルを求められます。

コンピューターには勝てない人間独自の能力が求められる時代になります。

AI社会にも求められる仕事

人間独自の能力が求められる仕事とはいったいどのようなものでしょうか。

それはずばり、コミュニケーションや人間独自の感性が必要な仕事といえます。

具体的には、医療関係、法律関係、芸術関係、教育やコンサルティング関係などの職業です。

また、AIがどんどん発展していくうえで今までにはない新しい仕事が増えてくることが予想されます。

今のところ具体的な新しい仕事は誰にも予測がつきません。

が、AI社会においても求められる人材になるために、今から身につけておくべき力とはいうものは存在します。

AI社会を生き抜くために身につけるべき5つの力とは

冒頭でもお伝えしたように、これからの時代を生きるためには以下の5つの力が必要となってきます。

  • コミュニケーション能力
  • 問題解決能力
  • 目標達成力
  • 変化に順応する力
  • 自分を信じる力

コミュニケーション能力

AI時代においてもコミュニケーション能力は最も必要なスキルといっても過言ではありません。

コミュニケーション能力があるだけで約1.8倍の収入差があるとも言われております。

これからリモートでの仕事がさらに増えることもあり、実際に対面で仕事をするよりも一層のコミュニケーション能力が求められることと思います。

国を越えてのコミュニケーションも増えていくので、できれば英語スキルも早めに取り入れておいて損はありません。

また、積極的にコミュニケーションがとれるようになれば自分の自信にもつながり、さらに積極性が増します。

それにより、多くの人と知り合い、多くの経験を積むこともできます。

とはいえ、人見知りなお子さんもたくさんいますよね。

現にうちの子供たちも人見知りする性格なので、どうしたものかと思っています。

コミュニケーション能力をあげるにはとにかく人に話しかける機会を増やすことが必要です。

人に話しかけて、「人って怖くないんだ。人間って安全なんだな」という成功体験をたくさん得るようにしましょう。

問題解決能力

日常のちょっとした疑問や問題に取り組もうとする力のことです。

もちろん子供のうちは正解にたどり着かないことも多いと思います。

でも、ちょっとした疑問をそのまま放置するのではなく、考えていく習慣をつけることが重要です。

トイレの水はどこへ行くの?

どうして海の水は減らないの?

宇宙に端っこはあるの?

考えてもわからなかったら、図書館で調べてみる。

興味を持ったものをとことん追求してみる。

そういう積み重ねで問題解決能力が培われていきます。

目標達成力

小さな目標を掲げてはいくつも達成していきましょう。

毎回脱いだ靴を揃える。

毎日英単語を一つ覚える。

テストでは80点以上を取る。

自分で決めた目標をひとつひとつ達成していくことで目標達成力を向上します。

それによりスキルも上がり、自分の自信にも繋がっていきます。

目標を達成出来たらとにかく褒めましょう。

たくさん褒めて、ときにはご褒美も用意して、多くの目標を達成する経験を増やしていきましょう。

変化に順応する力

これからは変化の時代。

どんな環境でも自分をその場所に合わせて順応していく力がとても大切です。

人は変化を嫌います。

でも、人は生まれてから亡くなるまで、いつだって変化しているんですよね。

まずは、変化を受け入れること。

そして、慣れていくこと。

この力がこれから必要とされる力になります。

自分を信じる力

最後は自分を信じる力です。

周りの人に決めてもらうんじゃない。自分で決めたことを信じる。

これまでやってきた自分を認めてあげて、自分を信じてあげる。

なにがあっても、自分を信じていれば乗り越えられます。

失敗してもやり直せる。

それが自分を信じる力です。

子供の将来のために親が意識しておくべき3つのポイント

  • 仕事に対してネガティブなことは言わないようにする
  • ポジティブ転換への手助け
  • 子育てに必要な父性愛と母性愛

仕事に対してネガティブなことは言わないようにする

仕事=つらいと思わせていませんか?

もし、仕事で疲れて帰ってきたときでも、子供に「仕事は大変だ。つらいものだよ」などということはできるだけ避けた方がいいでしょう。

子供たちが将来へ希望を持てるように仕事を楽しんでいる姿勢を見せられるとステキです。

ポジティブ転換への手助け

人の無意識は意識の約3万倍あるといわれています。

その無意識の考え方や言葉、行動がすべて結果に表れているのです。

ネガティブ思考を続けていると、どうしても結果が悪くなります。

それをポジティブ思考に変換し続けると、どんどん結果が良くなります。

人の脳は見たいものを見たいように見、聞きたいように聞き、感じたいように感じています。

どうしても無意識というフィルターを通して物事を認識してしまいます。

だからこそ、ネガティブになったらできるだけポジティブに変換して、子供たちが自信を持てるサポートをすることが必要です。

親が子供に対して「ダメな子ね」「そんなことしてはダメよ」など否定ばかりしていると、

マイナスな刷り込みがはたらいてネガティブ傾向になるので気を付けなければなりませんね。

子育てに必要な父性愛と母性愛

子供たちが健やかに育つには父性愛と母性愛が大切です。

父性、母性といいますが、必ずしも両親がそろっている必要はありません。

たとえシングルであっても父性愛、母性愛を注ぐことは可能なので安心してください。

では、父性愛と母性愛とはなんでしょうか。

母性愛は、子供の心の安定のためにとても必要なものです。

嫌がられない程度に、たくさんスキンシップをして親の愛を伝えましょう。

「生まれてきてくれてありがとう」

「あなたは存在しているだけで価値があるのよ」

としっかり伝えましょう。

そして喜怒哀楽に共感し、子供に向き合い、心に寄り添ってあげてください。

どんな子供に対しても、この母性愛は全開で接してあげて大丈夫です。

反対に、父性愛は、子供に対して高い基準を求めること。

ダメなことは絶対ダメというルールを教えること。

社会性を身につけるうえでとても大事になってきます。

父性愛の不足は、子供の人格に問題が出やすいので気を付けなければなりません。

引きこもりの約8割が男性というデータがあります。

特に男の子は家の中で「ボス」ポジションにつくことができてしまうため、父性愛の不足は大問題になりえます。

父性愛獲得のタイムリミットは小学1~2年生くらいまでといわれています。

思春期を迎えると親の言うことをほとんど聞かなくなってしまいますよね。

しかも、父性は家の外にはありません。家の中にしかないものです。

思春期を迎える前に社会のルールとマナー、家での約束をしっかりとまもれるようにしておきたいですね。

愛される人格は無敵

これまで、子供たちが将来必要になる5つの力と、親が意識するべき3つのことについてお伝えしました。

【子供たちが将来必要になる5つの力】

  • コミュニケーション能力
  • 問題解決能力
  • 目標達成力
  • 変化に順応する力
  • 自分を信じる力

【親が意識するべき3つのポイント】

  • 仕事に対してネガティブなことは言わないようにする
  • ポジティブ転換への手助け
  • 子育てに必要な父性愛と母性愛

最後にもう一つだけ今のうちに育てておくべき大切なスキルをお伝えします。

それは、「愛される人格」であることです。。

愛される人は無敵です。

礼儀正しくて、実直である人は好感が持てますよね

愛される人格さえあれば、信用してついてきてくれる人もお金もチャンスも勝手に集まってきます。

子供の将来を思うとたくさん不安の種がみつかりますが、子供の人生は子どものもの。

子供自身の力を信じて、たまには親としてあたたかく見守る覚悟も必要かもしれませんね。

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