3歳までは可愛い盛りだった息子。
割と従順で、ちょっとおバカで、ほとんどニコニコしていて目の中に入れても痛くないと思っていた息子。
ところが、4歳になった途端、攻撃&口撃で手が付けられなくなっています。
ママのバカ!
だいっきらい!
もういたくするからね!
ぱーんち!
きっく!
つぎはあたまぐりぐりだぁ!!!
4歳になった途端に話を聞かなくなる現象
約束は守らないし、すぐ他人にあたる。
戦隊ものに興味が出てきたのも相まって、グーパンチにキック。頭突きまで。
所詮こどもの力なんて・・・と
侮れないくらいかなり痛い。
ママ泣いちゃう。
思えば、今小学生の娘は成長が早かったので正直生まれた時から自己主張は激しかったものの、5歳になったころから少しずつ落ち着いてきていました。
確かに3-4歳の時は手も出てきて甲高い声で泣き叫んでいた気がします。
(もう過ぎてしまうと、毎日が戦争なので忘れてしまうのですが、確かに大変だった)
そう、息子は4歳。ちょうど今がしんどい時期なんです。
4歳頃で自己主張が多くなるのには理由があった
赤ちゃんから幼児へと成長して、ようやく自分の言葉で自分の思いを説明できる年齢が大体4歳ですよね。
4歳頃になるとちょうど自分と他人が区別できるようになってくるようです。
自分の思い通りに他人がしてくれないことにジレンマを抱えているんですね。
だから、「これが欲しい!」「あれがやりたい!」という自分の気持ちを主張するも
他の人に「できないよ」といわれるとキレて暴れて、気持ちの収拾がつかなくなってしまうのです。
小さいながらも自分軸をしっかり持っていて、自分の気持ちを相手に伝えられるようになったということを捉えれば、その成長は喜ばしいことなんですよね。
そうはいっても、いくら話しても聞こうとしないし
一向に自分の気持ちを主張するばかりで、疲れるわ・・・
私も子供と一緒に泣き叫びたくなる。
やってあげたくてもできないこともあるんだぞ!えーん!!
魔の4歳の時期を乗り越えるために心がけること
個人差はあるものの、傾向として女の子と比べて男の子のほうが、人の話を聞けない子が多いようです。
耳には届いているけれども、脳の構造からして男の子は元々話を聞けない脳を持っているのです。
こういう子に接するときに特に気を付けるべきことが3つあります。
子供に話しかけるときはゆっくり話してあげる
暴力や暴言で自己主張する子供に、こちらも余裕がなくなって、ガーっと言ってしまいたくなりますよね。
でもそれだと何も伝わらない。
ママがおこったぁぁぁ
ムッキー!!!!
となるだけ。
できるだけ、わかりやすく簡潔に、未発達な脳に伝わるようにゆっくりお話しすることを心がけましょう。
話しかけた後はちょっと待っててあげる
脳が未発達な子どもは、脳内で処理するスピードが大人と比べて数倍時間がかかります。
話の内容が脳に届く→話の内容を解釈する→自分の気持ちと照らし合わせる
この作業だけで4歳の子供にとってはとても大変なこと。
しっかりゆとりを持ってあげましょう
キレない子に育てるにはキレない親でいること
子供が暴力をふるってきても冷静に対応することが大切です。
4歳児とはいえ、力も強くなってきて殴られるとかなり痛いですよね。
だけど、そこで同じようにキレてしまったら、子供もさらにヒートアップしてしまいます。
同じ土俵には乗らない気持ちで、グッとこらえて冷静に対応しましょう。
それでもしんどい時は無理しない
正直、子供が大声で主張し始めたら、私も最初は堪えるけれどもだんだんと声を荒げてしまうことも多く、反省の日々です。
さすがに、ずっと自己主張ばかりの4歳児と居ると疲弊しきってしまいますよね。
ママだって人間です。
菩薩じゃないので感情をずっと堪えることなんてできやしません。
たまには、聞けるわがままなら聞いてあげて、自分を労わる時間をもつようにしましょうね。
その時間に罪悪感を感じる必要は全くないのです。
あなたが余裕をもつことで、子供にもいい影響があるということを忘れないで。
魔の4歳児の期間、共になんとか乗り切りましょう。
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