引っ越しって意外とお金がかかりますよね。
安い家賃の物件が運よく見つかったとしても、引っ越しにかかる費用は馬鹿になりません。
近距離物件への引っ越しの場合は、遠距離に比べれば比較的安く済むことが多いですが、
ある程度自力で引っ越しをすれば、かなりの節約ができます。
実際、我が家が同一市内で引っ越しをする際に見積もりを取ってみると、最初に提示されたのが13~15万円ほどでした。
しかし、工夫や交渉により、実際にかかった引っ越し費用は49,500円になりました。
引っ越し費用が5万円以内でできるのであれば、とても嬉しいですよね。
今回は、我が家がどのようにして5万円以内で近距離の引っ越しを行えたのかお伝えしようと思います。
是非参考になさってください。
引っ越し業者の見積もり前にしておくべきこと
近距離引っ越しで自力で出来ることを決めておく
まず、引っ越し業者に見積もりを取る前に、自力でできる引っ越し作業は何かを整理しておきましょう。
例えば、
荷造りや梱包及び荷解きは自分たちでできる。
家電や大物家具以外は自分で運ぶ。
など、無理のない範囲でどこまでなら自分たちで出来るのかを把握しておくことで
後々引っ越し業者に見積もりを取る際に、交渉の切り札になります。
引っ越し時期や時間の候補を複数確保しておく
新生活の引っ越しピークの時期はどこの業者も繁忙期で値下げ交渉もうまくいきません。
もし引っ越し時期を選ぶことが可能であれば、7~8月の閑散期を狙うと比較的安く引っ越しできます。
また午前の引っ越しは比較的高く、9時~16時の間でいつから引っ越し作業開始になるかは業者にお任せのフリー便であれば、安く設定している業者もあるので確認しておきましょう。
必ず複数の引っ越し業者に見積もりを取ること
見積もりを取る際は必ず複数の引っ越し業者からとるようにしましょう。
一括で見積もりをお願いできるサイトもあるので利用するといいでしょう。
ただし、依頼する業者があまりに多すぎると電話も訪問見積もりの手間も大変になるので、ある程度絞ることも大切です。
大手の引っ越し業者や、地域密着の引っ越し業者など幅広く探して、気になる業者をピックアップしていきましょう。
引っ越し業者見積もりの際に忘れずにすること
初めは全て持って行ってもらう想定で見積もりを取る
もし「ここまでは自分たちで新居に運ぶ」と決めておいたことがあっても、まずは全て持って行ってもらう想定で見積もりをとってもらいましょう。
エアコンや照明の着脱、洗濯機や食洗機の設置などもしっかりと確認しながら部屋中を見てもらいます。
一通り部屋中を見てもらい、一般的にどのくらいの相場で引っ越しできるのかを確認します。
値下げ交渉をする
「例えば、この辺りを自分たちで運ぶと安くなりますか?」と聞いてみます。
もし見積もり担当の方が「ご予算は決めているのですか?」と聞いてきたら、
正直に「できたら5万円くらいにしたいと思っています。」と伝えます。
担当者によっては、「さすがにそれは無理です。」と言ってくる方もいますが、本部に確認してもらえることもあるので、言ったもん勝ちかと思います。
「他社の見積もりも取られる予定ですか?」と聞かれたら、「これから取ります。」と答えましょう。
まずは、その業者の限界価格を答えてくれるはずです。
最初に見積もりをとった引っ越し業者が予算以内の金額を提示してくれれば、もう安心です。
我が家はこの時点で大手引っ越し会社Sに「大変厳しいですが、この場で決めていただけたら、5万円きっかりで頑張らせていただきます」と言われました。
この時は「即決はできません。」と答えましたが、5万円の見積もりを置いて行ってくれました。
2社目以降では場合によって他社の見積もりを教える
1社目で予算内の見積もりが取れた場合は、「他社で5万円で見積もりをいただいている」と正直に話すのも手です。
こう言われてしまうと訪問見積もりに伺った手前、そのまま帰るわけにもいかず、最大限頑張ってもらえます。
我が家の場合は、大手引っ越し業者Aで「49,500円でどうにか頑張ります」と言っていただき、この時の担当の方の雰囲気がS社に比べてよかったので即決しました。
もし、ここで決めずにもう一度S社に相談していたら、さらにもう少し安くなったかもしれません。
最終確認は慎重に
お願いする業者が決定したら、一つ一つどれを運んでもらうか最終確認しておきましょう。
ここでの確認を怠ると当日、予定にない荷物ということで支払金額が増える場合もあります。
必ず担当者としっかり確認するようにしましょう。
近距離引っ越しは工夫と交渉次第で低予算で行える
我が家は自家用車があり、歩いても行ける程度の超近距離引っ越しだったため、大きい家具や家電以外は自分たちで運ぶことにし、5万円以内で引っ越しをすることに成功しました。
家族や友人に手伝ってもらうことでもっと業者に頼らない部分があれば、もう少し安くなる余地があるかもしれませんし、
逆にもっと業者に頼むことが多ければ高くなるかもしれません。
無理は禁物です。無理をして腰を痛めてしまったり、怪我をしてしまった場合は医療費もかかります。
潔く、プロの引っ越し業者に任せてしまった方が結果的に安い場合もあります。
ご自身に合わせて、自分で出来る範囲、できない範囲をしっかり考えることで、最も効率的にお得に引っ越しすることができます。
気持ちよく新しい生活を始められるといいですね。
コメント