幸せってどういう状態のこと?
昨今、若年層の有名人の方が自ら命を絶つことがあります。
そのニュースを目にするたびに、本当に胸に突き刺さるような痛みを感じますよね。
それと同時に、才能もあって、知名度もあって、お金もあって、全てをもっているような彼らがどうして?という疑問に駆られます。
傍から見ると人生に成功していて、最高に幸せな人生を送っているように見える彼らが、
自ら自分の人生の幕をひくというのは、この世で生きていくことができないほど、
苦しかったからに他ならなかったのでしょう。
幸せというのは他人がはかるものではないんですね。
裏を返せば、どんな状況であれ、自分が幸せだと判断すればそれは紛れもなく幸せなのだということ。
あなたの幸せってどんなときですか?
自分で幸せかどうか判断する
私は今幸せかと聞かれたら、正直「とっても幸せです」とは言い切れないかもしれない。
やさしい夫がいてかわいい子供たちに恵まれて、専業にもなりきれない主婦をしていて、
でも自分はこのままでいいのだろうかとか、
早く病気を克服してもっとうまく人とコミュニケーションとれるようになれたらなぁとか、
お金がもっと沢山あったらもっと幸せなんじゃないかなとかモヤモヤいろんな思いが巡ります。
しかし、過去を振り返ると私の心は現在が一番安定しています。
嫌がらせをされる小中高時代。
報われない恋を続けた大学時代。
身体を壊した社会人時代。
そのさなかでも、一瞬の幸せはありました。
でも、今が一番心が安定している。ささやかだけれども、これを私は幸せだと感じています。
私はそうでも、あなたの幸せの基準は違うかもしれませんね。
それでいいんです。
私は私。あなたはあなた。
それぞれ認め合っていける世の中の方がみんなハッピーになれると思います。
他人と比較して嫉妬とか、自分に自信を無くす必要なんてない。
平凡な日常も、見方を変えればなかなかいいもんだと思えてくる。
その積み重ねが、自分の価値観を生む。
幸せを呼ぶ。
そんなふうに最近思うようになりました。
でもたまにやっぱり「もっとこうだったらな」「ああだったらな」という想いも出ちゃいますね。
人間って欲深いんで。
ささいな幸せを噛みしめて生きると人生楽しい
人間ってどうも「ないものねだり」な部分があって、足りないものに注目してしまう性質なのでしょうね。
でも、「足りないもの」よりも「今足りているもの」に目を向けるとささいな幸せを噛みしめることができると思います。
朝早く起きれた。
今日も子供の笑顔がかわいい。
久しぶりに掃除をしたら部屋がきれいになって気持ちがいい。
夕飯が美味しくできて家族に好評だった。
テレビが面白くてクスっと笑った。
などなど
忙しく生きているとスルーしてしまうようなささいなことをちょっと立ち止まって、心で拾ってみる。
そのささいな幸せの積み重ねが人生を豊かにするのではないかなぁと思います。
日本人は仕事ばっかりで働きすぎだぁよ。
みんながもっと小さな幸せを噛みしめる余裕ができたら、他人にももっと優しくできるんではないだろうか。
そしたら、子供たちの未来も良くなるんではなかろうか。
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